研究農園の概要

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2023年10月29日更新

東京農工大を退職し、東京の府中市から移り住んだ二本松市東和地区で、仲間に助けられて 2020年5月から、夫婦でブルーベリーを育てています。会津の宇川ブルーベリー園の宇川さん(https://ukawa-blueberry.com/)二本松市東和地区の大野農園の大野さん東京農工大学名誉教授の荻原勲先生(https://www.rd.tuat.ac.jp/activities/factors/search/20150727_3.html)等に教えを受けてブルーベリーの管理を行っています。東京農工大農学部のFSセンターは日本のブルーベリー栽培の発祥の地です。

2021年5月に花が咲き、宇川さんから「今年は収穫して良いよ」と言われ2021年7月からはじめて収穫をはじめました。

果実を収穫して販売するのは初めての経験でした。売り先を探すこと、販売価格を決めること等は、新鮮でしたが大変でした。近所のJAは果実生産量が少ないとのことで受け入れてもらえませんでした。ただ、二本松市のJAこらんしょ市(直売所 https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=977国道4号線沿いの道の駅「安達」(http://www.michinoeki-adachi.jp/ http://www.michinoeki-adachi.jp/index_kudari.htmlで販売が可能になり、出荷しました。果実を出荷してお客様が購入してくれるかどうか、本当に心配でした。売れたという連絡をもらったときは本当に嬉しかったです。

2022年の3月から4月にかけて、果実が大きなブルーベリー系統の苗を移植しました。

2022年7月の初旬から2年目の果実販売を開始致しました。販売先として、郡山市のJA福島さくらの農産物直売所「あぐりあ」と民間の農産物直売所「ベレッシュ」が増えました。

ブルーベリーの生産量は増えましたが、摘み取りが間に合わなくて、沢山落果させました。また、害虫等の発生があり、食害等で出荷できない果実量が増えました。2023年度からはコガネムシやスズメバチのトラップの設置や減農薬環境で栽培を行います。また、収穫も効率的に行う予定です。

また、2022年度より東和ブルーベリー研究農園のブルーベリーは東京農工大学名誉教授「横山正ブランド」のブルベリーとして販売することにしました。

キャッチフレーズは以下のようです。

ブルーベリーは美味しいですか? 本当に美味しいブルーベリー果実をご提供します。ブルーベリーの東京農工大学名誉教授「横山正ブランド」を立ち上げました。是非応援して下さいね。

2022年度は、冷凍果実販売と共に、ジャムの製造を行いました。

自分でも言うのはなんですが、皆様から美味しいとご連絡を受けております。私自身が食べても、美味しいと感じております。

2023年度のジャムも完成しました。

味は、一層美味しくなっております。(お試し下さい。)

 

2023年度から始めた試験に関して(ブルーベリーの挿し木の生育が促進できないか)

研究農場の代表者の横山は、東京農工大農学部で、農業にどの様に土壌微生物を役立てるか、バイオ肥料を長年研究してきました(https://bio-f.com/)。そこで、SDGsに沿って、土壌微生物の能力を利用した、地球環境に優しい持続的な農業生産が可能か、ブルーベリー園をモデルに試み始めております。ブルーベリーの根には既に菌根菌が共生しています。まずはそれら共生微生物に新しい有用微生物をどの様に利用するか試してみます。

果樹の根は糸状菌と共生します。果樹に関する主要な農業微生物の利用はアーバスキュラー菌根菌の利用です。しかし、果樹の根とバクテリアの間で、共生等の現象が生じているのかはよく分かっていません。それで、2023年度から、東和ブルーベリー研究農園では、ブルーベリーの挿し木にバクテリア(バチルス菌:ゆめバイオ 、本農園の代表等が開発した微生物資材、イネや野菜類の発根を増大させ、生育を促進すると共に肥料の利用効率を上げる。SDGsの推進が可能な微生物資材)を接種したときにどのようなこと(発根が促進されたり、挿し木の生育が促進される等の現象)が生じるか調べ始めています。

ノーザンハイブッシュ系とラビットアイ系の挿し木用枝をゆめバイオを混和した培土に挿した区(左側)とゆめバイオを加えないただの培土に挿した区(右側)。

ブルーベリーの鉢にゆめバイオを表層施用したもの(左と中央の鉢の表面が黄色っぽいもの)。

ブルーベリーの状況を観察しています。

挿し木に関しては、ゆめバイオを施用することで、活着やその後の生育が良くなっているように見えています。